プラネット音楽教室(川越市新河岸校&ふじみ野校)です。
今回は、プライベート記事です。
5歳の息子の習い事の体験レッスンで「男子ママ3点セット発言」の謎を解明した件です。
男子ママの3点セット発言とは
「レッスンだとできる、家だと全然できてない、不思議」
私が勝手に名付けたものですが、4歳~10歳位の元気のいい男子のママからよく聞くセリフです。
おうちでは、全然練習しなかったり、メチャクチャに鍵盤を弾いたり、宿題じゃない事を弾いていて、ママはやきもきしてレッスンに来るけど、レッスンではなぜか弾けた、どうしてだ?という意味です。
おうちより、レッスンの方が集中しているし、私たち先生の伴奏などの誘導がうまくできているからかな、と今まで思っていたのですが、どうやらそれだけでない事に、息子の習い事体験で気付きました。
子どもらしい男子は普段○○られ慣れてない。
子どもらしい男子とは、いたずらばかり、大人から見ると「こらーっ!」と怒られてばかりの男子、我が家の男子もそうです。
この本で小学生男子の生態がわかります(以前講師同士で回し読みして笑っていましたが、親となった今は激しく共感する本です)。
こんな男子が、習い事の体験で、先生に褒められてすごく喜んで、もっともっととやる気を出していました。
字を書く習い事なのですが、家で母の私が見守って書く字とまったく違って見たこともない位きれいな字が書けていました。
そうだよね、家だと落書きしたり、いたずらしてママに怒られてばかりだもんね。
男子はしょうもない行動ばかりで褒められなれてないから、先生に細かいところを見てもらい褒めてもらえると、メチャクチャうれしいんだね!
褒められなれてない分、褒められると「がんばり」のすごい原動力になる
息子は、川越新河岸教室の沙綾先生のピアノレッスンでも、
「あれっ?先週よりスラスラ弾けるようになったね」
「えっ、両手もひけちゃうの?びっくり」
とか褒めや声かけをもらえて、なぜか家ではやったことない両手奏を、すごい念力だして自分からやっていて、母の私が驚いて
「レッスンだとできる、家だと全然できてない、不思議」
をつぶやいています(笑)。
習い事では、先生にテクニックを求める他に、特別な存在である先生に褒めてもらえる、という事も、とっても大切な心の栄養なんだな、と実感しました。
しかし、なんで男子は急にやったことない事でもできるんでしょうね?
女子は地道に積み重ねていくパターンが多く、男子は地べたをはったようなグラフがいきなり急上昇するんですよね。
でも、女子、男子共に、断面ではなく、成長の見守りが必要な事に変わりなく、これからもじっくりと生徒と向き合っていこうと思います。