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ふじみ野&川越新河岸のたのしいピアノ教室
プラネット音楽教室の嵯峨です。
今時のピアノの曲もやるけれど
前回の記事では
なんて、遊び弾きの記事を載せましたが、
当ピアノ教室では、お母さんお父さん達も習ってきたような「ピアノの王道ルート」とも言うべく、クラシックのテキストも使っています。
ハノン (テクニックの練習)
新井先生も弾いてた
ツェルニー (ベートーヴェンの弟子著作)
ブルグミュラー(ブルクミュラー)
などなど。
最近は、ピアノのテキストは、とってもいろいろなタイプ、アプローチのものがたくさんあります。
なので、生徒さんによってそれぞれに合うテキストを選択し、これら3点を使わない場合もありますが、小学生あたりから使う生徒が多いです。
今回はこのうち、取り組む事の多い、ブルグミュラー25の練習曲について、少しご紹介します!
ブルグミュラーには、発表会で憧れの曲がいっぱい
ブルグミュラーとは、作曲家の名前です。
ちなみに、ハノンもツェルニーも、教本を作った作曲家の名前がそのままタイトルになっていますね。
ドイツ生まれ、フランス国王の子どもにもピアノを教える作曲家が、ピアノ初心者の為に、バえる曲を作って集めた曲集。
バレエの伴奏ピアニストもしていたから、バレエで踊れそうな曲も多い。
発表会で弾かれるような、惹きつけられる、映える曲がたくさん!
2ページ位の短さで、
・映画レベルのドラマティックなストーリー性や、
・ヨーロッパの文化が味わえたり
・ピアニストになりきりができる、拍手喝采来そうな、派手カッコイイ終わり方
があったり、イメージ力をたくさん沸かせられる練習曲集です。
昭和のアニメの世界の曲もある
♪ヤッホホ~!
こんな山のホルンの音も聞こえてきそうな、昭和のアニメ
「アルプスの少女 ハイジ」
の世界感も入っている曲も数曲あります。
最近では「ハイジ」を知らない子が多いですが、
「家庭教師のトライのハイジだよ~!」
と言うと、分かってもらえます。
羊飼いのペーターのお仕事や暇具合(のどかさ)を考えたり、広大な自然と、時間の流れを生徒と想像して、弾いています。
残酷?なヨーロッパの世界感も
日本から、飛行機で16時間くらいかかるヨーロッパ。
身体も痛くなる程の距離がある故、文化の違いにびっくりする事があります。
例えば、「狩り」という曲があります。
食べるものに困っていない、セレブの人たち(貴族や王)が、猟犬と仲間を連れ、馬に乗って森に入ります。
誰が一番カッコイイ獲物をつかまえてくるか、というゲームをするのです。
食べるために狩りをする日本と違います。
これを生徒に説明すると。
なんてかわいそうなの~!
おかしいよ~、ひどい!
と悲しい顔をするのですが、これが文化の違いです。
最近では、動物愛護で、そういった事は禁じられていたり、またブルグミュラーさんも曲の中(ストーリー性)では、動物を殺傷してはいないと言われているので、安心してくださいね。
良かった~。
ピアノで出会う曲を深掘りすると世界史や地理の勉強にもなっちゃう!
ブルグミュラーの曲の中で、子ども達が一番苦手な曲ナンバーワンは、讃美歌など、教会風の曲。
少しイスラム文化が混じったシチリアの教会。
(キンキラですが、すっごく静かで写真を撮るのもためらわれた・・・)
ハイジや、動物がピョンピョコする描写の曲は、一緒にイメージすると、とっても感性豊かな演奏に変わるのですが、宗教と結びつきが少ない日本の子ども達には、教会風の曲はピンとこないみたいです。
ヨーロッパには、街中にたくさん教会があるけれど、日本にはないですものね。
昭和な嵯峨先生は、
最終回に、教会が出てくるよ、と言ってしまいますが、
ルパンやコナンを読むのもいいですね!
教室にも資料はありますので、生徒と見ながら、イメージを膨らませる作業をしています。
知らない新しい世界、異文化を知ってイメージを広げる事も、表現力を広げ、歴史の探究心にもつながり、世界が広がり、ついでに世界史や地理などの勉強もしてしまっていますね。
教科の境界はないです!
今回は、ピアノの王道の教本「ブルグミュラー」について、少しお話しました。
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